ファストリ柳井会長がアジアの学生と対話 「やりたいことを見つけたら実際にやってみることが大事」

2024/08/01 18:00 更新


東京の有明本部で柳井会長はアジアの学生たちの質問に答えた

 「やりたいことを見つけ、それを実現するには何が必要か考え、実際にやってみることが大事だ」。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は8月1日、有明本部で、東京大学とバングラデシュのアジア女子大学(AUW)の学生らと交流した。ファーストリテイリング財団が支援している両大学の教育交流プログラムの一環。

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 AUWはアジア15カ国の女性が学ぶ。新世代のリーダー育成のための教育を提供し、卒業後に向け、社会で必要なスキルを得るためのプログラムも提供している。難民や貧困などの理由で教育を受けられない女性に社会で活躍する機会を提供し、人材を輩出している点をファストリグループは評価し、13年から支援している。

 東大とAUWの教育交流プログラムは22年にスタートした。学生たちが社会課題解決に向け、議論する。両大学の24人の学生のほかファストリ財団、柳井正財団が支援するベトナム人学生、日本人学生が参加した。

24人の学生が参加し、柳井会長と対話の後、社会課題について議論した

 「リーダーが成果を上げるために何が必要か」という学生の質問に柳井会長は、「自分の知らないことは伝えられないし、やったことのないことはできない。いろんなことを考え、勉強し、自分でやってみること」と語った。

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