女性用下着メーカーとして50年以上培ってきたノウハウを素材選びやデザインなどに生かしている
女性用下着メーカーのエレーヌ（京都市）は、25年春夏物からファミリー向け新ブランド「ランドリーランド」を立ち上げる。主なターゲットは30～40代の子育て世代で、コンセプトは「着心地も、買い物も、ストレスなく。下着選びの新定番」。
GMS（総合小売店）の下着売り場はレディス、メンズ、ジュニア、キッズに分かれていることが多く、ついで買いでフロアを動き回る手間があることに着目したのがきっかけ。一つの売り場で家族の下着選びが完結するファミリー向けブランドとして、約1年かけて商品だけでなく売り場提案も企画した。
レディスはブラジャー2型、半袖とタンクトップのカップ付きインナー、ショーツなど。メンズはワイシャツ向けとTシャツ向けの半袖インナーとショーツを出す。ジュニアとキッズは男女それぞれのショーツとインナーなどがあり、ジュニア用のブラジャーやキッズではユニセックスのショーツも揃えた。アイテムはレディス、メンズ、ジュニア、キッズで計18型ある。黒、白、グレーにオリーブグリーンやライトブルーなど落ち着いた色で統一し、家族との色合わせや上下の組み合わせを楽しめるようにした。
ショーツが780～1280円、インナーが980～2300円、ブラジャーが980～1980円。主な販路はGMSで、25年1月には同ブランドの公式ECサイトを立ち上げて販売する予定。
