南海電鉄とグループのeスタジアムは8月1日、なんばパークスのeスポーツ施設「eスタジアムなんば本店」をリニューアルオープンした。eスポーツを通したライフスタイルの提案をコンセプトに新たな施設も取り入れた。
(古川富雄)
同店は若い層だけでなく、さまざまな世代が楽しめるeスポーツ施設を志向している。中心となるのが無料でeスポーツを体験できる「eスタジアムなんばpowered by Tabio」。パソコンはトップ競技で使われているBTOゲーミングパソコンブランド「レボック」と協業したオリジナル。台数は以前の倍以上の22台。ゲーミングデスクは電動昇降式、ゲーミングチェアは世界的インテリアメーカー「ハーマンミラー」製を採用した。
人気コンテンツとの協業空間が体験できる「プライベートコンセプトルーム」を新設した。レイアウトを自由に変えられ、個室ブースとしての利用もできる。イベントスペースは大阪を拠点とするeスポーツチームがプロデュースした。全長18メートルのLEDモニターがあり、様々なイベントに活用できる。メタバースサロンもでき、最新のデジタル技術を学べる。
日本文化と健康を重視して日本茶カフェを導入した。つぼ市製茶本舗が監修している。
ゲームホビーのグッズ販売エリアは、100種類以上を揃える。今後、プロeスポーツチームの公式グッズ、Vチューバ―グッズも扱う予定。
eスタジアムは全国8カ所でeスポーツ施設を運営している。