イーゲートが「ととのうガードル」を開発 マクアケで先行販売、半月で目標の20倍

2022/04/12 06:26 更新


加齢、出産の体形変化などを分析

 レディスインナーのイーゲート(福井市、野坂鐵郎社長)は、オリジナルブランドの「グラモア」で、ボディーラインを整え、美しい姿勢を意識した「ととのうガードル」を開発した。レギュラータイプとハイウエストタイプを揃える。秋からの本格販売を前に応援購入サービスのマクアケで先行販売、3月15日からの半月で目標の10万円に対し200万円を超える支持を集めるなど好評だ。

 下腹部は、二重の身生地でお腹を押さえ滑らかなボディーラインに仕上げる。前ウエストは、生地を折り返し仕様とすることでお腹の段差を軽減。ヒップ部分は、レギュラータイプがモールド加工による丸みのあるスタイル、ハイウエストタイプが立体設計パターンによる上向きヒップを意識した。着圧設計の工夫などで、太もも部分をすっきりさせ、自然なくびれのあるボディーライン(ハイウエストタイプ)に仕上げた。マチ部分は綿100%天じく、身生地にはソフトなパワーネットのメッシュ素材を使い、着け心地や通気性も向上させている。一般販売価格は、レギュラータイプで税込み3300円の予定。

 一般的なガードルは、部位を直接的に補整するものが多い。同社は「グラモアブラ」で、出産や加齢による体形や皮膚、骨格などの変化を強く意識した商品開発を進めてきた。リピーターも増え、既にグラモアブラ中心のEC販売は事業の柱の一つに育っている。ととのうガードルも、あばらや骨盤、大腿骨の外側の大転子などの部位を分析しながら開発したもので、女性の悩みに寄り添ったブランドとして、ブラとガードルのセット提案も強化していく。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事