バッグの「ドラコラブ」 顔の見える店にリニューアル

2019/03/27 10:58 更新


 レディスバッグやベビー・子供用品を製造販売するドラコ(兵庫県尼崎市)は、神戸国際会館の直営店「ドラコラブ」をリニューアルした。

 顔が見える店舗として、代表・デザイナー夫妻のどちらかが店頭に立つ。顧客の声をスピーディーに物作りに生かす運営を目指す。

 同店では軽さや使いやすさなど、機能美を重視するレディスバッグ「ドラコラブ」を扱う。売り場面積は53平方メートル。大量生産ではなく、熟練した日本の職人による繊細でエレガントな物作りを特徴とする。

 神戸国際会館の商業ゾーン「ソル」に出店しているのは、神戸の中心部で地元ブランドを集積しているためで、「いずれは神戸ブランドと言われるようになりたい」(枡富紀行代表)との強い思いがある。

 店内はバッグが引き立つようにシンプルな内装にした。店頭には代表夫妻のポスターを置き、ブランドと顧客の近さをアピールしている。同社は各地で期間限定店を開いているため、全国に顧客がいる。遠方から来店する顧客もいるため、代表夫妻が店舗に立つ日を「1カ月単位で告知できたら」と考えている。

 店頭にはミシンも設置。今後、オーダーを受けたり、ワークショップを開くことも構想している。

バッグが引き立つシンプルな内装にした
店頭にある代表デザイナー夫妻のポスター


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