スペインのカジュアルブランド「デシグアル」はブランドの原点であるデニムジャケットを復刻し、9月28日に表参道ヒルズ・表参道Rスタジオに期間限定店を開いた。10月9日まで。
デシグアルは、84年に創業者のトーマス・メイヤー氏が、在庫で残っていたビンテージデニムパンツをリメイクしてジャケットを作ったのが起源だ。これを数量限定で「ザ・アイコニック・ジャケット」として復刻した。欧州でも販売している。3.5本分のビンテージデニムパンツを解体し、縫い合わせているため1点1点異なる。オーバーサイズのシルエットで、袖口などのレザーがアクセント。背中には、90周年となる「ミッキーマウス」をプリントしている。シリアルナンバーが付き、日本限定ボックスで販売する。ユニセックスの4サイズで、税込み4万8900円。

温かみのある内装の店内では、ほかのデニムやミッキーマウスの商品も販売。ハッピーや個性を大切にするブランドの歴史を紹介する写真を飾り、クラフトマンのジャケット製作の映像も流している。土日祝には、デニムのスペシャリストの大坪洋介さんが所有するビンテージワッペンを購入商品に付けるサービスも行う。
デシグアルは本国やフランス、イタリアなどで非常に高い認知を誇る。強い色柄が特徴だが、デニムのような商品もあることをブランドの理念とともに紹介することで、日本での認知を高めたい考え。表参道に続き、阪急うめだ本店3階の「デニムセレクション」で10月10~16日に限定店を開く。デシグアルの原宿、心斎橋、キャナルシティ博多の店舗でも順次販売する。
