百貨店のヤング・キャリア 5月は健闘 装飾性に支持

2017/05/31 04:30 更新


西武池袋本店「アプワイザーリッシェ」

 百貨店ヤング・ヤングキャリア売り場の5月の売り上げが健闘している。前年の春夏販売が苦戦し、今年も3月の出足は遅かったが、オフショルダーや刺繍など、装飾性のあるブラウスを中心に売り上げを伸ばした。ハイウエストのスカートやパンツに、ブラウスをインするスタイリングが提案の軸になっている。

 西武池袋本店のヤングゾーンは5月の売上高が前年同月比10%増だった。同店のなかで「最も脱ノームコアが顕著で、キャリアなど他の売り場より伸ばしている」という。「アプワイザーリッシェ」では、首元に刺繍がついたブラウス(税込み1万6000円)にスカート(1万7280円)の組み合わせが好まれた。

 色や柄のあるアイテムも動いた。売上高が20%増となった阪急うめだ本店は、ビビッドな赤やインパクトのある花柄などのスカートが売れ筋だった。




この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事