セレクトショップ「フリークスストア」を展開するデイトナ・インターナショナルは、「バスクリン」販売90周年の特別協業商品の販売を開始した。展開商品は、バスクリンのロゴなどをあしらった靴下、スリッパ、サコッシュ、カットソートップなど5型で、フリークスストア渋谷店、長野店、自社ECの3販路限定となる。
協業はバスクリン90周年記念の施策。バスクリンを若年層に使ってほしいという狙いがあり、フリークスストア、コスメブランド「ハルテン」を展開するハルテンジャパンリミテッド(槙野智章代表)が参画した。
フリークスストアで販売する商品は、バスクリンの旧ロゴを使い、旬のカラー、デザインで、ワンマイルで使えるアイテムを企画した。靴下1200円、サコッシュ3000円。ハルテンジャパンリミテッドはサッカー元日本代表の槙野氏が代表を務めている企業。協業品ではシャンプー、トリートメントを販売する。
3社の社長がそろった会見では、協業、風呂への思いが語られた。バスクリンの三枚堂正悟社長は「バスタイムの重要性が高まる昨今、若い層に支持されるブランド、ショップと協業できたのは有意義」とし、鹿島研デイトナ・インターナショナル社長は「90年の長きにわたり、商品販売していることに敬意。フリークスストアも長きにわたってファッション提案していきたい。お風呂タイムと服が一緒になれる取り組みになった。お風呂シーンは満足感と開放感、仲間と語らう時間がすてき。生活が楽しくなる商品を取り扱っている居心地よい、明るい場所に挑み続けたい」と語った。槙野氏は「いま3期目で挑戦するタイミング。今後はアパレルも展開する。リサイクルに関心があり、廃棄品を新品Tシャツへ変える製品化を行っていきたい。来期に本格活動していきたい」とした。