《データを読み解く》21年ヒット予想 「レスしてリッチに」がカギ
博報堂生活総合研究所は生活者へのアンケートをもとに、21年ヒット予想のキーワードを「レスしてリッチに」とした。慣習に基づく無駄や無理をレス（少なく）して、生活の質をリッチ（高める）にする商品やサービスへの回答が目立った。
利便性に加えて感染対策にもなるものとして、「キャッシュレス決済」（1位）と関連する「QRコード決済」（6位）、「テレワーク」（4位）、「オンライン診療」（21位）などが挙がった。時間の有効活用では「オンライン会議」（5位）、「オンライン授業／学習」（12位）、「ライブ配信」（18位）など。男女別では男性が「5G」（4位）、「AI（人工知能）」（7位）など技術関連を挙げ、女性は「エコバッグ」（2位）、「感染症防止対策商品（マスク以外）」（9位）など暮らしに身近な項目が上位。「2020年実感したヒット」との重複も多く、今年の体験が来年もニューノーマルとして継続発展すると予測する。
■生活者が選ぶ2021年ヒット予想 15～69歳の男女1008人が対象
