若手社員の意識調査 目標にしたい人がいるかが影響

2018/11/05 06:25 更新


【知・トレンド】《データを読み解く》若手社員の意識調査 目標にしたい人がいるかが影響

 日本能率協会による入社半年、2年目の若手社員の意識調査によると、職場に目標にしたい人がいるかどうかが転職意向に影響することがわかった。

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 「職場に目指したい上司、目標にしたい人がいるか」については、「いる」が43%、「いない」が57%だった。「いる」と答えた人は「転職を考えていない」が57.6%だったのに対し、「いない」と答えた人は38.6%。19ポイントの差が出た。「すぐにではないが転職を検討している」人は全体で36%。「いる」と答えた人は30.2%、「いない」とした人は40.4%あった。

 「現在の職場を辞めず、在籍している理由」は、1位が18.8%の同率で「プライベートを充実させられる環境のため」と「人間関係が良好で伸び伸びと働けているため」。新入社員はプライベート優先の意識が強く、上司や先輩には「傾聴」「丁寧な指導」「意見、要望を聞いてくれる」を望む傾向が表れた。

■入社半年・2年目若手社員意識調査 対象は20~29歳の勤続3年未満の400人




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