クロスプラスは、9、10月の真夏のような残暑が続く気候を同社が「暑秋」と位置付けていることに関連して、「暑秋に関する生活者の洋服選びに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。調査は7月25~27日に、全国の20~60代の女性500人を対象にインターネットで行った。
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「近年の残暑など異常気象を踏まえて、9、10月に欲しいと思う服に変化はあったか」という問いに対して、「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人が合わせて4割に上り、気温に合わせた服装選びに変化を感じている人が一定数いることが分かった。
また、「近年の気温変化を踏まえ、9、10月に着ることが多くなった服は」という質問で、最も多かったのが「半袖Tシャツ」(323人)だった。次いで、「長袖Tシャツ」(132人)が多く、「半袖ワンピース」(71人)、「半袖ブラウス・シャツ」(54人)が続いた。
「9、10月の実店舗の洋服のラインナップに満足しているか」の質問に対しては、6人に1人が「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答。不満の理由は、「気温に合う服が少ない」「季節感と温度が合っていない」といった回答が目立った。
「9、10月に厚手のニットやコートなどの本格的な秋冬物が店舗に並んでいることについて、どのように感じるか」では、4割以上に当たる215人が「時期が早すぎる」と回答した。「買いたい服が見つかりにくい」(88人)との声も合わせると6割を超える結果となった。
「9、10月に洋服を購入する際、重視するポイント」については、「価格」(300人)が最多で、「着回しやすさ」(241人)といった実用的な視点が続いた。ほかにも、「素材(肌触り)」(221人)、「機能性」(183人)、「お手入れのしやすさ」(152人)など、機能性を支持する人が多かった。
「店頭環境の悩みや不安を解決するために、普段どのような工夫をしているか」については、「季節の変わり目にセール品を購入する」(158人)と「オンラインストアで探す」(157人)がきっ抗した。