クルーズ、「ショップリスト」に経営資源を集中

2016/10/14 10:32 更新


 インターネット関連事業のクルーズ(東京、小渕宏二社長)は13日、ファッションECモール「ショップリスト」に経営資源を集中すると発表した。創業来のゲーム事業を売却、ファストファッションECで成長を加速する。

 ショップリストは12年7月にサービスを開始。丸4年で150億円規模に成長している。主力顧客は20~30代レディスで、最近はメンズも増えている。

 ショップリストの成長戦略について「ファストファッションECの代表的サイトへと成長させる。そのために販売力・集客力・ブランディングを強化し、最低でも2ケタの成長させていく」(小渕宏二社長)と語った。ゲーム事業売却後は、従業員数200人。EC向けのITエンジニア人材も確保し、よりサイト利便性を高める。

 また、ファッションメディアサイト「マーブル」運営のキャンドル(金靖征社長)の全株式を12億5000万円で取得し、子会社化したと発表した。

 前期(16年3月期)のEC事業は売上高145億6700万円、前期比49.8%増、年間ユニークユーザー数107万人、出荷件数300万件、客単価5000~6000円。



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