21年の衣類国内供給量は前年比1.9%増だった。日本繊維輸入組合が公表した「日本のアパレル市場と輸入品概況2022」によると、数量は36億4288万点。コロナ禍の影響で需要が落ち込んだ20年は10%減少したが、そこから若干回復した。しかし、依然としてコロナ禍前と比べると低水準となった。
国内供給量を押し上げたのは「輸入」で2.2%増。中国、バングラデシュ、カンボジアといった主要な衣類輸入相手国がけん引した。一方、ベトナム、インドネシアは新型コロナウイルスの感染再拡大で生産・供給網が混乱した影響で減少し、ミャンマーは軍事クーデターの影響で大幅に減ったため、輸入の回復が鈍った。
▽衣類の生産と輸出入の推移を以下に掲載しています
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