ラフ・シモンズ監修のCKのコンセプト店が銀座に開店

2017/06/22 04:25 更新


 オンワード樫山は20日、東京・銀座ベルビア館1階に「CKカルバン・クライン」の新コンセプトショップをオープンした。カルバン・クラインのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのラフ・シモンズが監修した世界初の路面店。国内では初のメンズとウィメンズの複合店となる。

 コンクリート打ちっぱなしによる粗野な雰囲気の壁面や床と対照的に、ピンクやブルーの洗練された色彩のソファ、カーテンなどのインテリアを配し、新しいブランドイメージを打ち出している。アパレルを中心にバッグやシューズのレザーグッズ、アイウェア、腕時計、メンズアンダーウェアまで幅広い品揃え。

 ショップオープンに合わせ、「カルバン・クライン・プラティナム」ブランドの限定品のパーカ(3万6000円)やTシャツ(1万4000円)を販売。これらの商品はユニセックスで、エンパイアステートビルやバスケットボールなどをモチーフにしたワッペンを配しており、「ラフ・シモンズが2月に秋コレクションとして発表した、多様な個性が一体となったアメリカへのオマージュが表現されている」(吉田暁彦カルバン・クライン事業本部長)。

 カルバン・クラインブランド製品の全世界での売上高は80億㌦を超え、110カ国以上で販売されている。日本ではオンワード樫山が、ブリッジラインのカルバン・クライン・プラティナムのアパレルと一部雑貨の独占ライセンス権を取得しており、百貨店を中心に販売している。



粗野な雰囲気と洗練されたインテリアを対照的に表現した店




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