シタディウム シャンゼリゼに2番目の旗艦店

2017/07/12 04:26 更新


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 【パリ=松井孝予通信員】ストリートファッションに特化した仏百貨店プランタン傘下のシタディウムが8日、パリ・シャンゼリゼ大通りの「トミーヒルフィガー」旗艦店跡にオープンした。

 プランタンは00年、スポーツ専門店として本店裏手のコーマルタン通りにシタディウムを出店したが業績が振るわず、10年にボード系スポーツだけを残し、ストリートファッションにライフスタイルを加えたコンセプトで再スタート。この方向転換が成功し、現在では仏国内に5店、7年間で年間売上高は約2倍、1億 ユーロ の大台に乗った。17年3月期の売上高も前期比10%増だった。

 コーマルタンに続く2番目の旗艦店となるシャンゼリゼ店は、3フロアで売り場面積1664平方メートル。内装のグラフィックは世界的ストリートアーティストのフェリペ・パントンが手掛けた。同大通り初のストリートファッション専門店として、観光客(売り上げの50%)、シタディウムの中心客層15~25歳の仏人ミレニアル世代(25%)、この周辺に勤務する富裕層(25%)のグローバルとローカルの両面を開拓し、テナント料は高額だが、3年後の黒字を目標とする。

 グランドフロアは、同店オリジナルグッズや土産品、アメリカンフード、Tシャツを中心としたストリートファッション。上階はメンズ・レディスウェア。地下1階350平方メートルはスニーカー売り場。有名ブランド、ミレニアル世代にまだ知られていないブランドをミックスし、トータルで100ブランドを扱う。若い女性客を狙い、インスタグラムでブレイクした手頃なプロ用コスメティック「ニックス」をフランスで初めて導入する。ベビーフードやフォトマトンなどの無料サービスやイベントも充実する。

 シタディウム会長のピエール・ペラレ氏は、「25~45歳が中心客層のプランタンとミレニアル世代に向けたシタディウムは相補的」とした上で、「年間1億人以上が訪れるシャンゼリゼは国内外の発展に重要な役割を持つ」と出店の目的を述べた。

シタディウム店内

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