「チャン・ルー」が表参道に旗艦店 ハイラインも販売

2017/10/24 04:26 更新


 チャン・ルージャパンが輸入・販売するロサンゼルス発のジュエリー・アクセサリー「チャン・ルー」の旗艦店が東京・表参道にオープンした。

 売り場面積は66平方メートル。安藤忠雄の設計によるビル1階で、地下1階がプレスルーム。店舗デザインはジョンストン・マーク・リー。バーチ材の什器は、アルヴァ・アアルトのデザインによる家具をアレンジした形で使用し、ナチュラルかつモダンなテイストだ。14Kを使った新しい〝ハイライン〟のジュエリーも販売する。

 チャン・ルーの路面店は、サンタモニカの2店に次ぐ3店目。来日した創業者で代表でもあるチャン・ルー氏は「これからもこうしたショップを増やしたい。今、ニューヨークでも場所をリサーチしているところ」と話した。同氏は昨年末にクリエイティブディレクターの職を姪(めい)のテッサ・トラン氏に譲っている。

 日本では、東京、大阪の百貨店に店舗があり、今回の路面店と東武百貨店池袋店に11月オープンする店を合わせて7店になる。卸とECも行っており、それぞれ売上高の約30%前後を占める。今後は、「できれば大阪にも旗艦店を出したいが、全体の出店自体はゆっくりとしたペースで進めていけたら」(篠原隆一チャン・ルージャパン社長)とする。ECに関してはまだ伸びしろが大きいと見て、より注力する意向だ。

新ラインも販売する「チャン・ルー」の旗艦店


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