シャネルは、エキゾチックレザーを使用しないことを明らかにした。
同社は公正でトレーサビリティー(生産履歴)を持った素材供給のプロセスを常に追求しており、その倫理基準を満たすエキゾチックレザーを調達することが昨今、非常に困難になってきているためとしている。今後のクリエイションにおいて、アリゲーター、クロコダイル、リザード、スネーク、ガルーシャを使わないことを決めた。
同社は、「この決断は、クリエイティブ・スタジオの比類なきクリエイティビティーや卓越した技術、高い品質基準、革新的な素材、そして入念な仕上げなど、シャネルの物作りの根幹はそのままに、次世代のハイエンド製品を生み出す機会につながる」としている。
また、一部で報道されているリアルファーからの撤退については、明言していない。