CFDAとジェネシス、在米アジア系ファッションデザイナーへ補助金

2024/06/17 17:30 更新


 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】アメリカファッションデザイナーズ評議会(CFDA)と韓国の高級車ブランドのジェネシスは、24~25年の「CFDAジェネシス・ハウス・AAPIデザイン+イノベーショングラント」の募集を開始した。AAPI(アジア系アメリカ人と太平洋諸島の住民)に属する新進ファッションデザイナーをサポートする目的で昨年創設され、今回が2度目。

 今回のメンター及びアドバイザリーボードメンバーには、モンセ及びオスカー・デ・ラ・レンタのデザイナーであるフェルナンド・ガルシアとローラ・キム、3.1フィリップ・リムの共同創業者のウェン・ゾウ、サクスのメンズウェアのバイスプレジデント兼マーチャンダイズマネジャーのサンドラ・パークなどが名を連ねる。

 選考に通ったデザイナーは1人あたり4万ドルをジェネシスから受け取り、コレクションを作成する過程でソウルを訪問できる。完成したコレクションは来年2月に、ニューヨークのミートパッキング地区にあるジェネシス・ハウスで披露され、優勝者はさらに6万ドルを受け取れる。

 応募は6月21日午後5時(アメリカ東部時間)まで、こちらから。



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