お祭りには行けなくても、今年の夏を楽しもう――「ブリーズ」など子供服を作る7ブランドは7月6日~8月16日、「この夏は一度だけ」キャンペーンを行っている。ゆかたや甚平を着用した子供の写真を「#おうち祭り」のハッシュタグを付けてインスタグラムにアップしてもらうもの。新型コロナウイルスの影響でイベントが軒並み中止になり、ゆかたや甚平を着る機会がなくなっているため、夏の思い出作りになればと企画した。
発案者はF・O・インターナショナルのプロモーション課プランニングチームの中川智那未さんと、ブリーズ販売部MD課主任の北尾大地さん。同社のブリーズ、「アプレレクール」だけでは大きな動きとならないため、他のブランドに呼びかけ、「グローバルワーク」「デビロック」「ブランシェス」「ペアマノン」「ホットビスケッツ」の参加が決まった。7ブランドのインスタグラムアカウントのフォロワーは合計44万人以上のため、情報の拡散にも期待する。ゆかたや甚平は対象ブランドの商品であれば、手持ちのものでも参加できる。
イベント終了後、各ブランドごとに賞を決め、夏の思い出にまつわるグッズや新商品などをプレゼントする。子供服企業の合同キャンペーンは珍しく、今後も季節に合わせた取り組みを検討していく。