「ブランドランド・ジャパン」 14プロジェクトを採択

2018/07/31 06:25 更新


 「ブランドランド・ジャパン」運営事務局は、地域の中小企業などの海外需要(訪日外国人を含む)の獲得を支援する経済産業省補助事業「専門家招へい型プロデュース支援事業」の対象として14プロジェクトを決定した。

 車が踏んでも割れない樹脂素材「トライタン」を使った食器ブランド「プラキラ」(石川樹脂工業=石川県)、パッケージに浮世絵を使った独自の乳酸菌入り石けん(GEウェルネス=愛知県)、マレーシアとタイを中心にアジアでの販路を開拓する日本製婦人靴(モーラプロダクト=愛知県)、日本の原風景を巡るインバウンド(訪日外国人)向けサイクリングツアー(ライダス=滋賀県)、空間デザインとしてアピールする突っ張り棒「ドローアライン」(平安伸銅工業=大阪府)など。50件の応募から有識者が審査した。

 支援の内容は、費用の一部補助やアドバイザーの派遣、海外の販路開拓に有益なネットワーク構築支援など。

 同事業は経済産業省の「ローカルクールジャパン」政策の一環。日本らしい商材やサービスを持つ中小企業などに外部人材を活用してもらい、海外需要の獲得による地方活性化を目指す。14年4月に開始した「ジャパンブランド等プロデュース支援事業」を前身とし、昨年度からブランドランド・ジャパンの名称で実施している。



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