フランスの高級子供服「ボンポワン」を手掛けるボンポワンが18年秋冬、レディスウェア「ボンポワン・パリ」を立ち上げる。大人の女性に向け、シックで上質な素材にこだわったデイリーウェアを揃える。7月中旬から世界で販売し、日本は東京・銀座と代官山の旗艦店、一部の百貨店で販売を始める。
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ボンポワン同様に、アーティスティックディレクターのクリスティーヌ・イナモラートが企画する。ボンポワンの柔らかい印象を反映しつつ、子供とは異なる都会的なスタイリングに特徴を出す。モデル・女優として活躍し、母親でもあるオードリー・マルネイをミューズに、これから40代を迎えるパリジェンヌの日常着がイメージソース。
働く女性も使いすいタキシード風ウールジャケット(8万3000円)、多色ツイードのコート(14万7000円)、カシミヤのVネックセーター(5万8000円)、アンティーク風のディテールを取り入れたブラウス(4万円前後)など、クオリティーの良さを感じさせつつ、欧州メゾンほど高すぎず、気軽に着用できる価格帯。子供服と共通の素材を使うものもある。
日本では秋冬に合計52型、小物雑貨11型を扱う。直営店のほか、高島屋日本橋店、阪急うめだ本店、岩田屋本店の婦人服売り場で販売する。