ビームスのオリジナルレーベルで、アメリカンライフショップ・ブランドの「ビームスプラス」が20周年を迎えた。これを記念してショートドキュメンタリームービーを制作、公式サイトで配信している。約20分の動画は、歴代のレーベルディレクターやビームスプラスで扱いがあるブランドのデザイナー、海外卸し先のディレクターなど、縁のある人々に対して様々質問を投げかけるもので、20年の歴史が凝縮されている。
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ビームスプラスが誕生したのは裏原全盛期の99年。時代ごとのファッショントレンドを追う「ビームス」のカジュアルウェアに対し、プラスは1940年半ばから1960年半ばの米国の黄金期といわれる時代の男性たちの服装を現代的に解釈し、再構築している。アメリカントラディショナル、ワーク、スポーツ、ミリタリーの四つのテイストが中心。東京・原宿と有楽町に単独店があり、ビームスでも扱っている。海外の小売店に卸販売もしている。
原宿店で記念パーティーを開き、動画の上映会を行った。設楽洋社長は、「創業当時の思いを形にし、変わらないものをやっていきたいという思いでビームスプラスを立ち上げた。これからも根本は変えず、現代にフィットするアメリカンライフショップ、ブランドとして続けていきたい」と語った。