ベイクルーズグループは新業態「エミリーウィーク」をスタートする。女性の生理週間に着目し、バイオリズムに沿った、布ナプキンやアロマグッズ、下着、ルームウェアなどを販売する。9月15日から青山の骨董通りに期間限定店舗をオープンし、ネット販売も開始する。
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15年から実施している、社内で新規事業案件を公募する「スタートアップキャンプ」で選ばれた。ウェブ販促担当、柿沼あき子さんの「生理期のつらさやPMS(月経前症候群)など女性特有の悩みにもっとポジティブに向き合う助けになれば」というアイデアを採用した。
ターゲットは25~30代後半の「ホルモンバランスが大きく変化し、体もライフステージもターニングポイントを迎える女性」だ。新業態で特徴的な商品が布ナプキン。一般的な使い捨てナプキンと違い、天然繊維の布製は肌触り、通気性が良く、ムレやかぶれがおきにくい利点があるという。
この布ナプキンを「デリケートパッド」と名づけ、生理中、1週間後、2週目、3週目と週ごとの体調に合わせ、オーガニックコットンやリネン、シルクを使ったオリジナルの布ナプキンを販売する。価格は2000~3000円程度。洗って繰り返し使用できる。
このほかシルクやオーガニックコットンの下着、生理周期で変化する体調に合わせ、リラックス効果が期待できるアロマ(1200~3000円)やハーブティー、冷え防止グッズ、ルームウェアなどの商品を仕入れとオリジナルで品揃えする。パッドは洗剤、アロマなどとセットでも販売する。
売れ行きや購買客の反応を見ながら、常設店のオープンも視野に入れているという。