「バナーバレット」 ワントーンのリラックススタイル

2020/02/03 11:00 更新


 マーキュリーデザインはレディスブランド「バナーバレット」の20年夏向けで、モロッコやドバイなど中東のリゾート地をイメージし、エキゾチックな雰囲気を漂わせる。色はサンドベージュやダスティーピンクに注目し、ワントーンでまとめたリラックススタイルを提案する。

 カジュアルなウェアからセミオケージョンや仕事でも着られるきれいめなものまで揃え、女性の日常の多様なシーンに対応する。

 ひとひねり加えたシンプルなデザインも特徴だ。例えば、カットソートップは袖に変化を持たせ、パワーショルダーにしたりスクエア型にしたり。セットアップも多く、ブラウスにペグトップパンツといった組み合わせがある。

 雑貨もある。19年春夏に発売してから売れているというロゴのキャンバス地のトートバッグ(5900円)を今回も継続する。iPhoneケース(5900円)も人気。

 ウェアの中心価格はカットソーが1万円弱、ブラウス1万2000~1万5000円、ドレス1万6000~2万3000円、ボトム1万6000~2万円弱。

 1年前にリブランディングし、ターゲットとする年齢を28歳から30~40代に上げた。「ファッションへの意欲が高い年代を対象に、品質と価格、デザインのバランスが取れた服で勝負したい」(廣瀬貴士社長)という。 

 リブランディングを機にデザイナーも新しく変えた。〝大人カワイイ〟イメージにとらわれず、「トレンドも入れながら、その時の自分の気分を大事にしている」と新デザイナーの西川かほり。自身が好きな旅行でこんな服を着たいな、というような視点を大切にしている。

アシンメトリーなど、ひとひねりしたデザインが特徴
好評のシャツとニット羽織りのスタイリングを引き続き提案


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事