ジュニア向けインナー「ハイジュニ」を生産販売するアツギが実施した、小学4年生~中学3年生の女の子679人と母親を対象にしたブラジャーに関する調査から、母子ともに子供の下着について不安や悩みを持っていることが分かった。本人も母親も、「どんなタイプを着ければよいか分からない」「着用時期が分からない」が悩みの上位に挙がった。
「ブラを着け始めた時期」は、小5(27.8%)、小4(27.5%)、小6(20.6%)。4分の3が小学生のときに着け始めている。今年度調査した小4に限ると85.8%がすでに着用しており、「4年生での着用が急増」しているという。
「ブラを着け始めたきっかけ」(複数回答)は、「母親からの勧め」(65.5%)が1位。続いて「バストの透けや揺れが気になったこと」(32.3%)、「友達の影響」(18.3%)が挙がった。
女の子の「下着に対する不安」(複数回答)は、「どんなタイプのブラを着ければよいか分からない」(30.6%)、「ブラのサイズが分からない」(27.1%)、「いつからブラを着け始めればよいか分からない」(20.0%)。母親の「子どもの下着に関する不安や不満」(複数回答)は、「子供のブラのカップサイズを知らない」(24.9%)、「ブラの着用時期や種類などを教えて欲しい」(24.6%)、「子供用の下着について十分な知識がない」(24.2%)だった。
調査は胸元二重・カップ付きインナーを含むブラジャーを使用している小4~中3の女の子と同居する母親を対象に、インターネットで実施した。