上位品番は見込みで生産してストックする
売れ筋は切らしません――婦人靴企画販売アッソインターナショナル（大阪市）は11月から、上位7品番を常時ストックし、即納する体制をとる。これまで取引先から「売れるけれど欠品するものが出る」という声があり、リスクはあるが、安心感をもってもらうために始める。サイズが多く品種も多い靴での在庫ストックビジネスは珍しい。
ブランドは4Eサイズ専門のコンフォートシューズ「ミスキョウコ」。売り上げの6割を上位10品番で占めており、機会ロスを減らすため、上位品番は見込みで生産してストックすることにした。
対象とする7品番は、「フラワーコンフォートシューズ」「伸びコンフォートシューズ」などのロングセラーが多い。価格は1万3000～1万6000円。社内ではこれらを「神セブン」と呼び、年1回ほど対象商品を見直す。7品番合わせて約1万足を常備する。
販路は通販、ブティック、雑貨店など。オーダーは1足から受ける。
