中計を上方修正したアシックス 営業利益1300億円を目指す鍵は日常使いのSPS

2024/11/21 11:00 更新有料会員限定NEW!


 アシックスは、26年12月期を最終年度とする中期経営計画を上方修正し、当初800億円以上としていた営業利益目標を1300億円以上に引き上げた。ライフスタイル(日常使い)の「スポーツスタイル」(SPS)を強化カテゴリーに位置付け、投資を強化する。

(杉江潤平)

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 同社は、11月8日に発表した通期業績の予想修正で、中計に掲げた複数の指標を超過達成することが確実となった。特に、当初計画で800億円以上としていた営業利益は、「初の大台」(廣田康人代表取締役会長CEO=最高経営責任者)となる1000億円を2年前倒しで達成する見通し。そこで計画を見直し、26年度目標を1300億円以上、12%前後としていた営業利益率は17%以上、7~10%としていた売上高の年平均成長率は、10%前後へとそれぞれ引き上げた。

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