パリ五輪公式ウェア
アシックスは4月17日、パリ五輪・パラリンピックで日本代表選手が表彰式などで着用する公式ウェアを発表した。「パフォーマンスとサステナビリティの両立」を掲げ、メインのジャケットとパンツは、製造段階でCO2（二酸化炭素）排出量を、東京大会に比べて34％削減した。
公式ウェアは、「パリの日の出」をイメージし、朝焼けに空が赤く染まる様子をグラデーションで表現。Tシャツには決断や強さを示す吉祥模様「矢絣」柄を採用した。全アイテムのカーボンフットプリント（温室効果ガス排出量）は122トンCO2eだった。
発表会でアシックスの富永満之社長COO（最高執行責任者）は、「心身の健康に貢献するには、快適にスポーツができる地球環境が必須。日本代表の誇りを感じられつつ、環境配慮にも取り組んだ」とあいさつした。
