輸入卸のアマン 「ポール・アンドリュー」のコンセプトを伝える催事販売

2024/08/27 06:25 更新


フォルムと色のバリエーションを揃えて、ブランドの世界観を伝えている

 輸入卸のアマンは、24年春夏から総輸入代理店を担うレディスシューズ「ポール・アンドリュー」のコンセプトを伝える販売促進に力を入れている。今夏、伊勢丹新宿本店の婦人靴売り場で初の催事販売を開き、常設では扱っていない商品の受注販売も行っている。8月27日まで。

 ポール・アンドリューは英国出身のシューズデザイナーで、自身のブランドのほか、有力メゾンのクリエイティブディレクターを担う。

 同売り場の催事スペースには、24年秋冬コレクションを中心とした約30型のサンダルとパンプスを揃えている。その背後には、象徴的なディテールの「グラスヒール」のイメージソースとなった、独ヨッヘン・ホルツのガラス細工を展示した。

 常設販売は4階の婦人服売り場で5型程度の取り扱いだが、婦人靴売り場の通路に面した場所で、曲線のシルエットやコントラストの利いた立体の設計を特徴とするヒールや色のバリエーションを見せている。価格帯は税込み11万~18万円。

 樹脂でかたどったグラスヒールはグラデーションや深みのあるレッドを採用したサンダルやパンプスを扱っており、受注販売で23万~25万円。10月に納品する。

グラスヒールの背後にガラスベースを並べて、曲線美や質感のイメージを分かりやすく伝えた


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