人工知能使った買い物支援アプリ

2015/04/07 06:39 更新


 カラフル・ボード(東京、渡辺祐樹CEO=最高経営責任者)が手掛けるスマートフォンアプリ「センシー」がユーザーを増やしている。

 人工知能(AI)を使い、ファッション商品のキュレーションや買い物を支援するもので、14年11月サービスを開始。現在のダウンロード数は約2万5000。9月末に10万、16年3月末に30万ダウンロードを目指す。

 今後はアパレルメーカーや小売り企業と組み、各社のEC(電子商取引)サイトにAIを埋め込んでいくとともに、海外市場も視野に入れる。

アプリではスタイリストやモデルのセンスがAI化されており、そのセンスに沿って商品を選ぶことも可能
アプリではスタイリストやモデルのセンスがAI化されており、そのセンスに沿って商品を選ぶことも可能

 センシーは、アプリ上にランダムに表示される提携ブランド商品を「好き」「嫌い」に分類すると、AIが学習し、好みに沿ったアイテムを提示したり、値下がりした商品を知らせたりするサービス。2465ブランドと提携しているが、年内に1万を超える見込み。国内ブランドが中心だったが、1月に伊大手ファッションネット販売のユークスグループと提携したことで、海外ブランドも増えた。

 今夏には、アパレルや小売り各社のECサイトへのAIの埋め込みを開始する。まずは5社のサイトでサービス開始予定だ。これにより、ECサイトでも「実店舗で販売員が行っているような接客を再現することが可能」(渡辺CEO)という。人気販売員の好みやセンスをAI化し、サイトで買い物をするユーザーにアドバイスする仕組み。

 AIを活用したプロモーションにも期待する。人気モデルや女優などの好みをAI化することで、「ECサイト上で、彼女たちが販売員として服を選んでくれるといったキャンペーンが低コストでできる」。

 今秋以降、中国、台湾、東南アジアなどの海外でアプリのサービス開始を目指す。現地のブランドや通信キャリアと組み、ダウンロード数拡大を狙う。国内向けでは、強化している海外ブランドに加え、ユーズド商品や消費者が制作した一点物のハンドメード品などのカテゴリーも設けていく予定。

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