【PR】新生AFF アジアを代表する国際的なファッション展のプラットフォームへ

2024/10/21 00:00 更新


日本に続いてベトナム、ドバイ、インドネシアなどで開催

 11月27日から29日まで、東京ビッグサイトで第42回AFF展が開催される。今回は、AFFの専門性、多様性、そして国際性の特徴を引き続き強く打ち出し、アジアを代表する国際総合ファッション展のプラットフォームとして発展させることを目指すと、AFFの親会社であるミオランテの潘建軍董事長は強調した。

展示内容も刷新。OEM・ODMから総合展に

 11月展の出展は600ブース前後を見込んでいる。出展企業は中国をはじめ、日本、ベトナム、バングラデシュなどアジア全域に広がり、展示内容は繊維・衣類、服飾小物、靴・バッグのほか、家具、電子消費品、ギフトなど多様になる。先行して今6月の東京展では東京ファッションデザイナー協議会がまとまって出展するなど、ファッション要素が拡充しているほか、ファッションライフスタイルなど出展品目が拡張している。加えてOEM・ODM企業の中で自社ブランドやファクトリーブランドを立ち上げる動きもあり、出展内容が広がり、新規出展企業が増えている。


 そうした動きにも呼応してバイヤーと出展者をマッチングするイベントを期間中に新たに開くなど、商談率の向上にも力を入れている。現場でのマッチング率の上昇につながり、スムーズに日本市場に馴染むための支援策として展示会開催日前に、出展者向けに研修会を開き、業界の最新情報や日本市場の動向を伝えている。合わせて各出展企業のコア製品や先進技術をプロモーションし、バイヤーが出展企業の状況を随時把握できるようにも工夫している。さらに業界の交流機会の提供にも力を入れる。期間中には貿易分野やファッション分野の専門家、著名なデザイナーなど有力講師を招いてフォーラムやセミナーも開く。

 今後、アジアを代表する国際的な総合的な展示会プラットフォームにしていくのが中期構想だ。展示内容の充実を進めながらグローバルな戦略とデジタルサービスのアップグによって「AFF展の専門的な位置づけが相互に補完されて利点となって戦略的な協力模範となる」と考えている。

 具体的な強化・改革点は四つ。一つは展示サイクルの最適化。従来の年2回の展示会をファッション産業の調達サイクルに合わせて大阪と東京で交互に開いて4回に増やす。これによって業界のニーズや市場の変化に正確かつ迅速に対応でき、サプライチェーンの効率化も見込む。二つ目は展示品目の充実。日本の輸入データによると、ホームインテリア、ギフト、服飾、さらにはファッション3c製品など多様なことから今後はファッション全領域をカバーする総合的なファッション展に変えていく方針だ。三つ目はサービスの向上。オンラインとオフラインのハイブリッドへ展示会を進化させ、AIやビッグデータなどのテクノロジーも活用して展示効果と来場体験を向上させていく。四つ目はグローバル化。日本及びアジア諸国から企業招待を強める一方で、ベトナム、アラブ首長国連邦、インドネシアなどでも開催して国際的なファッション総合展に育て上げていく。


 中国の製造業は「世界の工場」から高付加価値製造への転換を遂げている。より先進的な生産技術の採用、オートメーションレベルの向上、そして製品の革新力を高める研究開発への投資が進んでいる。並行して労働力コストの上昇を吸収するために各社は生産プロセスの最適化と効率化も図りながら研究開発投資を増やし、製品のデザインや機能の革新性を高め、製品の付加価値を高め、他方で生産の効率化、自動化と労働力コストを削減する東南アジアを含む多元的なサプライチェーンを構築することが求められている。東南アジアに生産拠点を分散化させる日本バイヤーのニーズや持続可能性や環境基準への関心が高まる市場の変化に対応していくため欠かせないと強調する。

 そうした複雑で難しい環境に直面している中国をはじめとしたアジアのアパレル・繊維企業が製品の品質を向上させ、競争力を強化していく。その改革・進化を総合的、包括的に支援するサービスプラットフォーム、それが新生AFFの未来像だ。

ミオランテ董事長 潘建軍 氏の挨拶

 AFFは、スタート当初から専門化された展示会を掲げ、回を重ねる中で、日本及びアジアにおけるファッション展示会として確固とした地位を確立してきました。日本において繊維・アパレルOEM・ODMの専門展示会では代表する存在です。同時に毎回、業界をリードする関係者が集まって深い交流がなされ、“業界のクラブ”の役割も果たしています。

 中日貿易においても重要な役割を果たしています。対日繊維品・衣類輸出総額の20%をAFF参加企業が占めていることでも明らかです。

 ただ、いくつかの課題に直面しています。例えば、展示内容。現在は加工生産が中心ですが、今後はファッション要素を強化する必要があります。そのために国際的な協力ネットワークを積極的に拡大し、世界的に有名なファッションブランドを招待して、より多様な展示内容にしていく方針です。バイヤーのニーズ対応も重要です。現在の出展の中心は中国企業ですが、近年、労働コストが上昇しており、コスト効率を求める日本バイヤーは東南アジア諸国を新たな選択肢としています。東南アジアの企業を積極的に招待するだけでなく、中国企業で技術水準が高く、デザイン性に富んだ商品を提供する製造企業や、中国のファッションブランドを増やして展示内容を拡充して恒常的にAFF全体の魅力と市場競争力を高めていくことが求められます。

 わが社は設立以来、中国の製造業者向けにグローバルな展示サービスプラットフォームを提供するという夢を抱いてきました。長年の努力を経て、世界の4大洲の12の主要地域市場に「海外広交会」を構築。中国ブランドが世界に進出するための強固な基盤を築いて中国資本市場に上場した初の展示主催会社となりました。中国の展示会業界のリーダー「中国展示会第一株」として国家の「一帯一路」に応じて、展示会という重要なプラットフォームを通じて、中国の製造業者に自主的な知的財産権、自主ブランド、独立運営を備えたグローバルな展示マーケティングサービスシステムを提供し、中国企業が世界市場の動向を把握してブランド価値を飛躍させる支援を行っています。目指しているのは単なる企業サービスプラットフォームでなく、総合産業サービスプラットフォームへの転換です。

 新体制を機にAFFをより高次元で広範なつながりを持つ国際的なファッション展のプラットフォームへと成長させていく決意です。

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