イオンリテール 店舗にネット販売の注文カウンター

2018/09/07 10:50 更新


 イオンリテールは11月9日に開店するイオンスタイル津南(津市)に、ネットスーパーの「ご注文&受取カウンター」を設置する。専用タブレットを置き、担当者を配置し、ネット販売の初心者や未経験者でも簡単に、快適に利用できるよう支援する。

 100平方メートルほどのスペースに2、3人のスタッフが常駐し、ネットでの買い物をサポートする。利用者は売り場にない商品を専用タブレットのタッチパネルを操作して注文する。扱い商品は家具や家電を中心に約8000点。くつろぎながら利用できるようドリップカフェも併設する。

 商品は指定された場所に決められた時間に届ける。顧客の自宅に届けるほか、店内のカウンターやロッカーで受け取れるようにする。車に乗ったままドライブスルーで受け取れるサービスも始める。

 リアルの店舗でネットショッピングを促そうという試みだ。「コモディティー型の商品は、リアルショップを買い回るのではなく、ネットで済ます傾向が強まり、将来は80%がネット、20%がリアルになる。ネット通販に対抗するのではなく、リアル店舗にネット通販の機能を設ける」(北佳史イオンリテール常務執行役員東海カンパニー支社長い)としている。

 同店はイオンモール津南の核店舗。売り場面積は約1万2000平方メートル。



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