「アディアム」海外で好調 売上高1.6倍、ドレスなど

2017/09/12 04:29 更新


「アディアム」2018年春夏

 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】「アディアム」が、国外のネット販売を中心に売れている。フォクシーの前田進社長によると、同社が展開するアディアムの国外の売上高は前年比1.6倍のペースで伸びている。ネッタポルテとモーダオペランディが特に良く、実店舗ではサクスフィフスアベニューなどに卸す。

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 アディアムは、13年2月にニューヨーク・コレクションに初参加した。以来、毎シーズン、規模の大小はあってもショーかプレゼンテーションを続け、プレシーズンのコレクションもニューヨークのショールームで発表してきた。4年間、ニューヨーク・コレクションで見せて知名度が上がってきたことに加え、毎シーズン雰囲気をがらりと変えて客を飽きさせないでいることが好調の要因のようだ。

 前田社長は「デザインはニューヨーク、生産は日本で行い、クリエイションとクオリティー双方をベストなシチュエーションでできていることは、他のブランドにはない強み」と説明する。特に売れているアイテムはニットとドレスで、ニットはクオリティーの高さ、ドレスは着た時のシルエットの美しさが好評という。(写真=ランディ・ブルック)





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