アダストリアは5月19日、初のOMO(オンラインとオフラインの融合)型店舗「ドットエスティストア」をららぽーとTOKYO-BAYにオープンする。5月28日には東京・府中市の商業施設「ミッテン府中」に2号店をオープンする。好調なグループ公式ウェブストア「ドットエスティ」での客とのつながりやデータを元にした提案などを、リアル店舗での体験と融合し、「デジタルとリアルをシームレスにつなぐ提案で、買い物やファッションをもっとラクに楽しくする」新たな業態の構築を目指す。
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ららぽーとTOKYO-BAY店は売り場面積約710平方メートルで、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」「スタジオクリップ」など25を超えるブランドが揃う。ドットエスティの四つの機能を活用し、「スタッフボード」やミラー型サイネージを使った「パーソナルスタイリング」、最新トレンドが分かる「トレンドランキング」や「ブランドリコメンド」コーナーを設置する。
ミッテン府中店は売り場面積約500平方メートル。導入ブランドなどは立地や客層によって変えていく考えで、「2店で色々な実験や検証を行い、今後の新規出店につなげていきたい」としている。