バッグ・ラゲージ主力のエースは、ビジネス向けを中心としたバックパックに特化した期間限定店の開催を強化している。バックパックの背負い心地に関する論文で博士号を取得した社員の指揮の下、客の体格やニーズに合った商品を提案する。専門の販売員を育成する社内資格制度も整備した。
(高塩夏彦)
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体形にフィットするものを
通勤スタイルのカジュアル化で、ビジネスバッグ市場ではバックパックの需要が高まり続けている。11年の東日本大震災で「有事に徒歩で帰宅せざるを得なくなった時に両手が空いている方が安心」との認識が広がったのも要因の一つだ。コロナ禍以降、在宅勤務でパソコンを持ち歩く人が増えたのも追い風になった。
エースでも18年に販売を始めたビジネスリュック「ガジェタブル」シリーズが売れており、26年3月末時点で累計販売数が55万個を超えた。「スーツケースに並んで当社の柱となる商品カテゴリーに成長した」(同社)とみている。
一方、パソコンや書類などを入れた重たいバックパックは、体形に合っていないと肩や腰への負担が大きい。同社が行ったアンケート調査でも、体の負担を感じていたり、自分にフィットする商品になかなか出合えないといった悩みを抱えた声が多くみられた。
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