セブン&アイHD バーニーズJ売却 選択と集中さらに

2023/04/06 19:15 更新


 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は4月6日、バーニーズジャパンの全株式を5月1日付でラオックスホールディングスに売却すると発表した。

 セブン&アイHDは食を軸にした内外のコンビニエンスストア事業で成長する戦略を掲げており、すでにオシュマンズ・ジャパンを売却していた。今回も「事業の選択と集中」(井阪隆一社長)によるもので、遅れているがそごう・西武の売却を見込むもとでバーニーズジャパンはグループ内で相乗効果を発揮見通しを失っていた。23年2月期も営業赤字が続くなど業績も悪化していた。

 セブン&アイHDでは併せてグループの事業セグメントを変更しており、これまでの「百貨店・専門店事業」を解消、赤ちゃん本舗、ロフト、ニッセンホールディングスなどは「その他の事業」としてくくられている。



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