来年で50周年を迎える「45R」(フォーティファイブアールピーエムスタジオ)は9月8日、東京・銀座5丁目の西五番街に銀座本店を開設した。45Rが考える店とは、あまたの手仕事を経た服と人が出会う舞台。その「畑からお店まで」という考え方の「店」を象徴する旗艦店だ。ブランドの哲学を込めた集大成であり、これからを示す座標軸になっている。
(松本寧音、写真=店舗は南部菜穂子、ポートレートは加茂ヒロユキ)
【関連記事】「45R」 NYソーホー店の25周年パーティー開く
素材から日本を感じる
世界に通用するブランドを目指し、素材から作る文化で日本の物作りを体現してきた45R。この本店で表現したかったのも、まず日本だ。「ただ日本と言っても、古材であったり、敷き瓦であったり、素材の持っている力のことでデザインじゃない。いろんな良い自然の素材が集まって始まった」と髙橋慎志社長は話す。使えば使うほど、磨けば磨くほど価値が上がる素材を使用して、地上4階建て330平方メートルの45Rの世界を築いた。

