ゾゾ20年3月期連結決算 商品取扱高1ケタ台の伸びに

2020/04/28 15:25 更新


 ゾゾの20年3月期連結決算は、商品取扱高が3450億8500万円(前期比6.6%増)、売上高1255億1700万円(6%増)、営業利益278億8800万円(8.7%増)の増収増益だった。

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 事業別の商品取扱高は、ゾゾタウン事業約3248億円(4.1%増)、ペイペイモール約62億円、PB事業約13億円(54.6%減)、BtoB(企業間取引)事業約120億円(33.5%増)。ゾゾタウン事業の内訳は、受託ショップ約3089億円(4.7%増)、買い取りショップ約2億円(36.4%増)、ユーズド約158億円(7.2%減)。

 コロナウイルス影響が出た第4四半期(20年1~3月)期間は、商品取扱高が約912億円で前年同期比3.2%伸びた。

 商品取扱高伸びが1ケタ台に鈍化した理由は、上期販売は計画通り順調だったものの、19年10月以降から消費増税による買い控えと、暖冬でのアウター不振が響いたため。

 19年12月に出店したペイペイモールは約3カ月半で商品取扱高61億9000万円となり、「初動としては好調」とした。



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