手袋メーカーのヨークス 東京・広尾に初の路面店をオープン

2024/04/08 10:59 更新


オーダースペースでは1年中、受け付けている

 手袋メーカーのヨークス(香川県東かがわ市)の「アルタクラッセカプリガンティ」は4月6日、初の路面店を東京・広尾に開設した。店頭でオーダーメイドも行う。

 地下鉄広尾駅から徒歩1分の立地で、店舗面積は約25平方メートル。08年のブランド設立時から六本木ヒルズに店舗を構えていたが、21年に閉店。この間、ECと百貨店で販売、オーダーも受けていたが、常設の場を求める客の声が多かった。

 1年を通して、性別を問わず楽しめる手袋を揃え、店頭では季節ごとに見せる商品を変える。繊細なフレンチレースのフィンガーレスアームカバーや、高UV(紫外線)カットのアームカバー、ドライビンググローブなどがある。レースの手袋は税込み5500円からで、ドライビンググローブは1万7600円から。他にもハンドアクセサリーや手専用の美肌化粧水など、関連品も多く揃える。

革の上にシルク糸を手編みしたドライビンググローブ(税込み3万7400円)

 オーダーメイドは、形・素材・色・イニシャルなどをカスタマイズできる。製作期間は40~50日。1万5400円から。URLを読み込んで、セルフで手のサイズが測れる「ハンドバンク」というサービスも行い、今後手袋のレコメンド機能も付与していく考え。

 吉田勤社長は、「冬だけでなく、年間を通じて手袋に接してもらい、良さを知ってもらいたい」と話した。

地下鉄広尾駅から徒歩1分の立地


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