YKKとYKKスナップファスナーは、学生対象のファッションコンテスト「第24回YKKファスニングアワード」のファッションショーと授賞式を開いた。グランプリは、アパレル部門が大阪文化服装学院の岩野蓮祐さん、ファッショングッズ部門は文化服装学院のラ・ショウカさんが受賞した。
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応募は8608点。グランプリ、優秀賞、審査員特別賞、YKK特別賞の計9点を選んだ。
アパレル部門グランプリは「『個』としての美しさ」をテーマに、ファスナーや面ファスナーの機能を拡張しながら、ハイファッションを作り上げたとして、「アワードにファッション性のある新しいリアルを持ち込んだ」と評価された。ファッショングッズ部門グランプリは、コイルファスナーやバックルを用いて、大切な物を守り、持ち運べるアイテムを披露した。「作者にしか表現できないコンセプトやストーリーが詰まっていることに加えて、製品としてのクオリティーも高い」と評された。
大谷裕明YKK社長は総評で、「今年も学生たちの大きな熱量と、クオリティーが年々進化していることを肌で感じた。ファスニングアワードは今や学生向けのファッションコンテストとして日本最大級のイベントとなり、ここまで育てていただいたファッション業界の関係者の方への感謝を深めている。来年は25回目。特別なものにしたい」と語った。
