ワークマン 「#ワークマン女子」の出店攻勢に備え、岡山に大型流通センターを建設

2024/01/31 17:30 更新


現在の伊勢崎流通センター

 ワークマンは、次世代主力業態「#ワークマン女子」の路面店の9月からの出店に備え、東西に新たな物流拠点となる大型流通センターを建設する。

【関連記事】ワークマン フルラインの新業態「ワークマンプラス2」 人口5万人以下の地域で200店体制を目指す

 岡山流通センター(仮称)は岡山市北区に、床面積7万2000平方メートルで建設し、27年10月1日に稼働予定。完成後は大阪や兵庫など関西圏と中・四国、九州全域へ出荷する。同センターの完成後、23年に稼働した賃借物件の神戸センターを返却し、将来は伊勢崎、滋賀竜王と岡山の3センターで全国を網羅する。

 東日本でも女子業態の路面店を中心に出店が急増し、28年には主力の伊勢崎流通センターの対応能力が限界に達するため、群馬でも28年の稼働を目標に床面積8万2000平方メートル級の流通センターの新設を計画。伊勢崎センターと一体運営する予定で、用地確保に向けて交渉中だ。

 同社は毎年の出荷点数増加率を5%と想定し、物流インフラを整備中。岡山と群馬の二つの新センターへの総投資額は約290億円を見込んでいる。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事