小商圏内で買った荷物を3時間以内に自宅配送するなどユニークな機能を持つ物流会社ウィルポート(東京、藤原康則社長)は、アパレルのEC宅配分野に進出する。
物流経費が高騰する中、働き方や待遇を改善し、配達ドライバーを確保しながら「これ以上、物流費を上げない新しい選択肢」(城山憲明取締役)を提供する。
同社は小商圏に特化したラストワンマイル物流が強み。地域の配達ドライバーと配送事案をマッチングする仕組みを提供する。物流受託事業では荷主の配送センターや同社配送デポから、生活支援物流事業では提携店舗から、それぞれ利用者の自宅や同社専用の宅配ボックスに配送する。