≪開催中止≫VMD、そのままでいいの?

2020/01/28 05:00 更新


合同展示会「PLUG IN」と各種セミナー中止のお知らせ

繊研新聞社は、新型コロナウイルスの感染拡大と2月26日に政府よりイベント自粛の要請が出されたことを受け、3月11日~13日に開催を予定しておりました合同展示会「PLUG IN」の開催中止と下記のセミナーの中止・無期延期を決定しました。

皆様の健康と安全を最優先致しました上での決定となりますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

詳細はこちらからご確認ください≫≫https://senken.co.jp/help

2020年2月28日

繊研新聞社

繊研新聞社は、ワールド・モード・ホールディングスグループのヴィジュアル・マーチャンダイジング・スタジオ(VMS)と組み、VMDの特別セミナー『Re-think VM』を3月12日に開催します。

消費者の買い方が大きく変わったと言われて久しいですが、その実、VMDは昭和の手法のまま、というお店が少なくありません。かつて正しいと言われた「見やすく、買いやすい」という便利な手法は、むしろネットの方に分があると言われ始めており、リアル店舗の優位性ではなくなりつつあります。

未知のものを探し出す喜びや購買意欲を喚起するシーンの演出こそが、令和の時代の店舗に求められるVMDで、消費者がわざわざ訪れる意味はそこにあるはずです。「モノを売る」から「シーンを演出する」ことがこれからのVMDに必須の仕事。シーンを演出することで需要を喚起し、結果、モノが売れる、という順番になります。ライフスタイル提案を謳(うた)うショップは特に意識しなければなりません。

講師は東京とニューヨークで活躍する青木チサトさん。実践的なワークショップや、Louis Vuittonや他のブランドで腕を振るった堀田健一郎さんをゲストに招いたQ&Aコーナーを含めた150分で、今の時代にマッチしたヴィジュアル・マーチャンダイジングの世界を体感してください。

青木さんからのメッセージ これからは、VMDからVD(ヴィジュアルディレクション)の時代です。単なる整った陳列にとどまっているのではなく、五感に訴えるシーンの演出が顧客の心を動かすはず。店が開いている限り、毎日練習(実験)ができるので、旧来型VMDの枠を超え、新しいやり方にチャレンジしてみませんか。

【主な内容】

メーンテーマ 時代の変化とともに今、Visual Merchandising はどう変わらなければならないのか

  1. 購買方法の変化≒リアル店舗の変化、さてVMDは?
  2. ブランドのアイデンティティをいかに高めるか、その手法
  3. 変化するVisual Merchandising 役割や責任を探る
  4. New York show window レポート2019

【対象】販売スタッフ・店長/VMD担当者/店舗運営に関わる方/ライフスタイルショップ/コンセプトショップに興味のある方

【日時】3月12日 午後1時半から午後4時まで(受付は午後1時から)

【募集定員】100名

【場所】TKP渋谷カンファレンスセンター/ホール2A  東京都渋谷区渋谷2-17-3

【参加費】8000円(税込)

《講師》

青木チサト(左)さんと堀田健一郎さん

青木チサト(フリーランスVMD) 2017年より『The NYC Project』を始動しパートナーのYUKOと共にニューヨークと東京で活動。大手外資系企業でのVMDトレーニングや中小企業でVMD部署立ち上げを担う。新店舗の立ち上げなど携わった店舗は100件近く、今までに育成したVM人員は多数。18年間のVM経験を活かし、現在はフリーランスとしてアパレルの枠を飛び出し、商業施設・飲食などの空間ディスプレイなども手掛ける

堀田健一郎(ヴィジュアル・マーチャンダイジング・スタジオ代表取締役/ワールド・モード・ホールディングス 上席執行役員) 「ルイ・ヴィトン」や「ドルチェ&ガッバーナ」などのラグジュアリーブランドの日本法人やイッセイミヤケなどでVMDの責任者を歴任し、現在、多方面で指導を行っている

◆申込み方法

 下記フォームよりお申込みください。

◆問合わせ先=繊研新聞社「VMD」セミナー事務局

 東京都中央区日本橋箱崎町31-4 TEL.070-5372-0759 MAIL:70th-ux@senken.co.jp



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