キュビズムは、中村ヒロキがデザイナーを務めるメンズブランド「ビズビム」のスポーツライン「ビズビムスポーツ」を発売した。化学繊維が苦手な中村が「自分が着たいスポーツウェア」を作った。ウールを主な素材として用いたウェアを中心に、ボストンバッグやスニーカーなども揃えた。直営店と公式オンラインストア、国内外の卸先で販売している。
エクササイズやアウトドアに適したビズビムならではのユーティリティーウェアを提案する。人工素材が広く普及する1950年代より前のビンテージ・スポーツウェアの天然素材の機能性を、現代的な技術と発想で再解釈し、現在の生活環境にフィットする着心地や質感、スタイルを追求する。
スポーツラインに使用するウールは、17.5ミクロンのニュージーランド産。上品でしなやかな肌触りに加え、繊維のクリンプ数が多いため、高いストレッチ性やハリ・コシを備える。特殊な加工を施すことで水洗いを可能にした商品もある。
天じくのクルーネックTシャツ(3万3000円)やタンクトップ(3万800円)、ミニ裏毛の七分袖スウェットシャツ(4万4000円)などは水洗いが可能だ。トロピカルウールのボクサーショーツ(3万5200円)などもある。天然素材ではないが「ゴアテックスシェイクドライ」を使ったパッカブル仕様でハーフジップのプルオーバーパーカ(9万7900円)などもある。