《視点》世界を席巻するパワー

2026/03/25 06:23 更新NEW!


 2月のパリ出張で帰国日の朝、マレ地区を小一時間散歩した。遠く欧州の地で韓国のパワーを感じるとは。

 ショーウィンドーに「K-Beauty」と書いた店があり、地元の食料雑貨店ではハングル表記の化粧品が売られていた。飲食店の窓越しにソジュ(焼酎)の瓶がテーブルに並んでいるのが見えて看板に目をやると、韓国語の店名が記されていた。

 韓国で昨年、ソウル地下鉄2号線聖水駅にファッションプラットフォーム「ムシンサ」の名前が3年の期限付きで併記され、話題を呼んだ。現地報道によると同社は今年、「ムシンサビューティー」初の常設店を含む大型編集ショップを聖水洞に開業。ビューティーでは約800ブランドの商品を販売する見込みで、聖水洞の店舗を起点に北米や南米、中東に本格進出するそうだ。世界的なKビューティーの人気が後押しになった。

 現代百貨店は今年6月、東京・表参道に約594平方メートルの旗艦店を開く。昨秋の取材で聞いた話では物販に加え、文化を紹介する企画も打ち出すという。韓国ブームの勢いは衰えず、むしろ増している。

(麻)



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