《視点》目標値

2026/05/07 06:23 更新NEW!


 オンワード樫山の「アンフィーロ」が4月下旬、ブランド初となる単独店を開いた。21年秋にDtoC(消費者直販)ブランドとしてスタートし、その後は自社のブランド複合店などで販売を広げてきた。発売から4年余りで年商100億円を突破するなど、目覚ましい成長を見せている。短期間でこの規模まで育つブランドは、直近では希少と言えるだろう。

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 オープン前日に行われたメディア向け会見で、越智大輔常務執行役員は「やっとスタートラインに立った気持ち」と話した。単独店は、アンフィーロにとって次の成長フェーズの入り口になる。

 印象に残ったのは、ブランド独自に高い「目標値」を設定しているという話だ。会社の予算とは別に、その先により高い目標を置く発想だ。企画、生産、販促、販売がうまく連動した場合に、どこまで伸ばせるかを自分たちで考えている。

 越智氏は、「生意気かもしれないが」と前置きをしたものの、常に虎視眈々(こしたんたん)と高い目標を見据えている様子がうかがえた。この姿勢こそが、アンフィーロの成長を支える原動力なのだろう。ブランドの一層の拡大を期待したい。

(平)



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