《視点》遅れてはいられない

2021/08/04 06:23 更新


 東京五輪が開幕し、テレビで競技を観戦していると、やはり熱くなる。コロナ下の開催について賛否両論はあったが、各国の代表選手が全力で競技に挑む姿を見ていると、何度も感動させられてしまう。

 オリンピックの究極の目的の一つに世界平和がある。コロナの影響で、国同士の交流や接点も減ってしまった。この間、決して改善したとは言えない状況だが、東京五輪を機に、好転して欲しいと思う。

 先日、ある海外ブランドの国内エージェントをしている会社の代表者と話をした。同ブランドのデザイナーと話した内容を聞いていて、改めて日本のコロナワクチン接種が、海外に比べて遅れていることを実感した。先進国の中には、3回目の接種を実施しているところもある。日本との開きは大きい。

 先進国ではアフターコロナに向けた動きがすでに進行している。日本のファッションビジネスは長年、海外事業で成功した事例が少ない。国内のワクチン接種ペースに合わせた戦略ではこの先も苦戦するだろう。

 見方を変えれば、コロナが感染拡大した20年以降、最初に開催する世界的なスポーツの祭典を開いたのは日本だ。ある意味で世界初をやってのけた訳なのだから、海外事業もスタートダッシュを心掛けて欲しい。

(畔)



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