バニッシュ・スタンダードは、同社が提供するコーディネート投稿アプリ「スタッフスタート」の年間流通経由売り上げ(23年9月~24年8月)が2091億円になったと発表した。16年の提供開始から8年目で、2000億円を突破した。
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24年8月末時点の導入ブランド数は、3075ブランドで、累計スタッフアカウント数は26万9000となった。現在、投稿したコンテンツ経由で月間1億円以上販売するスタッフが16人、月間1000万円以上販売するスタッフは昨年から111人増え、419人となった。「ECの売り上げもスタッフが作る流れが一般化している」(同社)とする。
都道府県別での一人あたり売上高は1位徳島県、2位栃木県、3位石川県と地方店舗スタッフの健闘が目立ち、全国でスターのようなスタッフが育っていることが分かる。
今年6月には、スタッフスタート内の新サービスとして、UGC(ユーザー生成コンテンツ)機能を持つ「ファンバサダー」を開始した。ファンから店舗スタッフへの起用へとつなげるような形で、発展させる計画だ。