うすい百貨店 7、8月売り上げプラス 県内唯一の百貨店としてニーズに対応

2020/10/05 06:28 更新会員限定


 うすい百貨店(福島県郡山市)は県内唯一の百貨店として、地域ニーズに対応した営業施策で店舗への集客に力を入れる。外出自粛の反動増が表れており、売り上げは6月は前年同期比5%減にとどめ、7、8月はともに前年実績を上回った。顧客が安心して近くで買い物しようとする消費傾向が後押しした。

 新型コロナウイルスの感染拡大で4月8日から午後6時までの時短営業、同23日から休業(食品を除く)し、5月8日から営業再開した。通常営業に戻った6月以降、入店客数の1割減が続くが、売り上げは7月が1.3%増、8月が1.2%増となった。プラスに転じた要因はラグジュアリーブランドが前年並みまで回復し、巣ごもり需要を反映した生鮮品、寝具、書籍の動きが良かったため。中元商戦は前年並みを確保した。

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