売り場観測・専門店レディス12月 明るめの色に好反応

2020/12/11 06:27 更新有料会員限定


 11月に続き、重衣料の提案を強化する。11月後半から新型コロナ感染再拡大で客足が鈍っているものの、重衣料は目的買いのニーズもあり、比較的売れている。ウールコートは一枚仕立てやテーラーカラーのタイプが総じて良く、丈は店によってロング、ショートの売れ筋が分かれている。色はアイボリーやグレージュ、柔らかいブルーなど色物が売れているのが今年の傾向だ。今月は重衣料に合わせ、中に着るニット、ブラウスやロンTといったトップもあわせて提案する。イベントが多く、普段よりもおしゃれする機会が増える月だが、今年は情勢を反映し、そうしたニーズには程良く着飾れる肩の力が抜けた服を充実する。

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ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店

コート7万5000円、セーター2万7000円、アームウォーマー2万1000円、ベルト8800円「ドゥーズィエムクラス」、パンツ3万3000円「マザー」、バッグ1万9800円「ケイティロクストン」、サンダル3万6000円「ブレンタ」
ムートンコート48万円、セーター3万2000円、パンツ2万3000円「ドゥーズィエムクラス」、バッグ8万4000円「ザ・ボロン」、サンダル6万8000円「マリ・ジウデセリ」

《今月のアピール》

 11月は月の前半にコートが好調だった。定番人気の一枚仕立てのコートが良く動き、アームウォーマーなど小物も売れた。今月はホリデーに向けて雰囲気を変えていく。例年はお出かけのムードを見せていたが、今年は華やかさもありながら家でリラックスして着られる服を提案する。顧客向けには「ジジ」の別注アクセサリーやムートンコートといった〝ごほうびアイテム〟を、ふりの客には定番のタートルネックのセーターなどをすすめる。キャメルや紺、緑、赤の色物も揃える。12月3日から新しいウェブビジュアルも公開している。

アダム・エ・ロペアトレ恵比寿店

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